体調の悪化、そして疲弊する日常 |
そろそろ、現在の職場の方で働くことが、身体的にも精神的にも限界になってきた(もちろん他人よりもずっと低い限界線であることはこの際、横に置いておく)。
とにもかくにも、本日に締切の書類をドナーへと提出した。体調が最悪の状態にもかかわらずである。ちなみに、今回の申請が通らないと、来月以降の給与なども支払える見込みがないと会計はぼやいている。この申請はおよそ半年間ほど従事して、準備してきているものだが、諸事情により3回ほど延期。ドナーの担当者は、この4か月間、五月雨式に様々な訂正点を三日おきに出してくる(先月、一度に指摘できないかということを申し出ると、かなり激しい逆切れをされた)。
指摘された点はもっともなことが多いので、こちらも現地の担当者(そもそも彼女が申請書書いた本人なのだが)に問い合わせると、その彼女、まったく責任者としての意識もなく、質問したこととは微妙に違う答えをその都度
述べてくる(たとえば前事業の水道事業で出た水量について聞いたのに、この季節における当該地域の必要な生活水の量、とか)。それをこちらが適時修正して(あるいはしつこく聞き直し)、申請書を書き直すのだが、先月にも、昨日にもこれまた逆切れをされ、こちらの仕事を非難される。曰く「私は責任者ではありません! 責任者はうちの団体の代表のはずです!」、「そんな細かく詰められると、あとで変更が利かないじゃないですか! そんなのアバウトでいいんですよ! そういうのは事務方のあなたが先方と交渉して、間に合わせることでしょ!」
ちなみに責任者であるべき当団体の代表とは、彼女の母親であり、この事業についての知識はほとんどなく、申請書もほとんど目を通していない。また、細かい指示はドナー側から降りてきていて、こちらも「緊急支援というスキームでそこまで細かい資料が必要なのですか?」となんどもドナーの事務方に訊いているのだが、そのたびに黙殺されている。
挙句の果てに現地担当の彼女からは、突然に計画変更する旨が申請一日前に何の事情説明もなく伝えられる。もちろん、提出する申請書にはそれが反映される必要がある。調べていたデータで突然、自分に都合の悪いものが出てくると、何も言わずに責任転嫁を行い、ケツまで拭かせる彼女の身勝手さ。
そして、夕方に出した書類が、今夕にすでにドナー側から戻り、「先のコメントにきちんと応えられたように思えない」とのこと。プラス、この4か月まったく訊かれずにいた新しい質問まで連綿と付け加えられている始末。
私はというと、口内炎、偏頭痛、眼精疲労(1日16時間もパソコンの前に座って作業していたらそうなる)だけでなく、こうしたやり取り自体に疲れて、もうなにもしたくない気分。
団体の代表さんは、今回の申請が通らなかったら、それはドナーの事務方とうまくコミュニケーションを取れず、なおかつ「情緒的」に支援の必要性を訴えることができなかった私の責任なのだと一昨日にのたまっていた。もちろん、テクニカルな質問にほとんど答えられない自分の娘のことはまったく触れずに。あるいは「情緒」的な説明ばかりに拘泥して、ドナーから煙たがられている自らのことも省みずに。
病んでいる環境で病んでいる人々とやり取りしていると、自分もまた病んでくる。本当にそろそろ自分の働く場所を移動することを考えたほうがいいのかもしれない。
(写真は、療養のため、小松菜、椎茸、ニンニクなどを用いた粥を自炊中に撮影したもの。ちょっと贅沢をして買った胡麻油が良い香りを出している。ちなみに具のそれぞれは友人の山梨の農場からのもの。米は福島産。今の職場はいろいろあるが、その縁で食卓の彩りが豊かになったことは感謝せねばなるまい。)